*こちらのページでは、難病や長期的に療養の必要な病気をかかえながらも、
妊娠・出産をされた方や子育てをされている方から寄せられた闘病子育てエピソード(なるべく原文のまま)をご紹介しています。
私の闘病子育てエピソード
《私の情報》アンケート回答時2022年
- 名前 Kumiさん(仮名)
- 性別 女性
- 年代 30代(発症 30歳)
- 病気 乳がん
- 主な症状 生理が再開したら術後の傷が痛い
- 子ども 長女1歳
病気を抱えながら、妊娠や出産を決意し乗り越えられた理由は?
最初で最後の妊娠だと思ったから頑張れた。
妊娠出産について、妊娠期間中の過ごし方、悩みや大変だったことは?
夫婦で不妊症で2年ほど通院治療中に、奇跡的に自然妊娠できました。
妊娠初期から酷い悪阻で2ヶ月で13キロ痩せて辛かったです。
その時、胸に湿疹ができて寝込んだまま薬を塗ったらシコリを発見。
次の日乳腺外科を受診し、ステージ2の乳がんの告知をうけました。
3週間後に流産のリスクがあるけど温存手術受けました。
コロナ禍で一度目の緊急事態宣言中だから、1,000キロ離れた実家に里帰りするとこにして転院しました。
手厚く精神的にもケアしてもらいながら、抗がん剤、37週出産、産後2週間後から抗がん剤を再開、放射線の治療をしました。
ほぼ毎週検診を受け、抗がん剤のたびに数日入院させてもらい、安心して約1年の治療出来ました。
告知は、インスタでアカウント作り、ガンサバイバーの友達を作って悩み相談に乗ってもらえました。
地元に帰ったので、自営業の親、近所の伯母に手伝ってもらって通院、産まれた子どもの世話を手伝ってもらえましたた。
地元の友達にも病気のことは話しているから、気晴らしにランチに連れて行ってもらったりして乗り切れました。
旦那や義理両親は気を遣って難しかったと思います。
乳がんは10年で1cmというので、シコリを見つける10ヶ月前にマンモ、エコー検査で異常なしであと10年大丈夫だろうと安心していた。
立ったままセルフチェックしても見つからない場所にシコリがあったので、妊婦で寝込んでなかったら分からなかったと思います。
検査ミスではなく、トリプルネガディブ乳がんは進行が早く半年で2〜3cmになる事もあるらしいです。
娘のおかげで、今生きてると思います。
乳がんは、助かるガン、予後がいいイメージがありますが、
進行が早いタイプのものもあることを知って欲しいです。
闘病しながらの育児や暮らしで心掛けていることや工夫していることは?
無理せず、楽できることはする。
大人の食事はヨシケイやコープを頼んでる。
子どもにもベビーフード活用してる。
闘病ママ&パパ(これからなられる方含め)へのメッセージ
治療が終わった今でも術後の傷の痛みや、精神的にな辛さがあります。
パパも大変だろけど、ママを支えてあげてください。
乳がんについて:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ] (ganjoho.jp)
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