*こちらのページでは、難病や長期的に療養の必要な病気をかかえながらも、妊娠・出産をされた方や子育てをされている方から寄せられた闘病子育てエピソード(なるべく原文まま)をご紹介しています。
私の闘病子育てエピソード
《私の情報》アンケート回答時2022年
- 名前 Nonokaさん(仮名)
- 性別 女性
- 年代 20代
- 病気 ネフローゼ症候群
- 主な症状 ステロイドの副作用諸々。ステロイド精神病に罹ったこと。
- 子ども 長女2歳、長男1歳
病気を抱えながら、妊娠や出産を決意した理由は?
妊娠中はステロイドの副作用で易感染してしまい、敗血症になったり、妊娠8ヶ月で咳が止まらなくて肋骨が折れたり、散々な思いをしましたが、肋骨折りながらも無事に出産することができました。
ステロイド治療をしている方で妊娠希望の方へは、免疫力アップと、骨粗鬆症対策をしてからの妊娠をお勧めします。免疫力も高密度も、妊娠を期に低下します。ステロイド治療をしていれば尚更です。私のように辛い思いをする方がいなくなったら嬉しいです。
また、特別な免疫抑制剤を使っている方は妊娠出産を希望する場合は早めに行動することをお勧めします。治療に必要な薬には、退治への影響が懸念されるものも多く、減量には時間を要します。私は妊娠希望してから妊活許可まで2年かかりました。健康な人とは違い、妊娠したいからすぐに妊活!とスムーズに行かないことも多いことを頭に置きながら、パートナーとよく相談することをおすすめします。闘病中の妊娠希望の皆さんの治療&妊活が前向きに進むことをお祈りしております。
闘病しながらの育児や暮らしで大変と思うことは?
私の場合、子育てが忙しすぎて自分が病気であることを忘れてつい無理をしてしまうことが多々あります。少し落ち着いて自分の体調もしっかり気を付けながら子育てを楽しみたいと日々反省しております。笑
大変なことは健康な方となんら変わりありませんが、強いて言えば、自分が入院してしまったらどうしようという不安が常にあることでしょうか。最近は娘が「ママ、体調悪い?」としょっちゅう聞いてくるので、ありがとうどごめんねの気持ちでいっぱいです。この子たちに、私が病気なことをそろそろ伝えなければと思っているのですが、どう伝えたらいいか悩んでいます。
闘病ママ&パパ(これからなられる方含め)へのメッセージ
ただでさえ忙しい子育て+自身やパートナーの病気で大変バタバタな生活になるかと思います。抱えてるものが多い分、すれ違いや意見の違いも多いです。だからこそ、家族の絆が大事になると思います。何度も泣き笑いしながら、あなただけの素敵な家族を作って行ってください。乗り越えるべきものも多いけど、その分健康な人は味わえない気持ちをたくさん知ることができる内容の濃い人生を歩めます。それは家族みんなの生きていくための糧になるはず。あなたとご家族の人生が素晴らしいものになりますよう、応援しています。